三沢が逝く

 プロレス団体「プロレスリング・ノア」の試合中、ノアの社長でプロレスラーの三沢光晴さん(46)が相手選手に投げられ、頭部を強打した。
 三沢さんは救急車で広島大病院(広島市南区)に運ばれたが、午後10時10分、死亡が確認された。

 なん……だと……?
 プロレスをやってる以上、こういう事故は起こらないとは言わないですけど……本当に、稀なんですよ。
 過去、これだけ長い間プロレスが行われていて、死亡事故があったのは、男子では2000年の1件だけなんです。それだけ、レスラーの皆さんは身体を鍛えて、ちゃんと受け身を取れるように訓練してるんです。
 それなのに、何でベテランの三沢さんが……。


 三沢さんと言えば、うちらの年代では、やはり、忘れもしないタイガーマスク2世。
 そして、満身創痍のボロボロの状態でも、打たれようとも、投げられようとも、何度でも何度でも立ち上がる不屈の男、別名ゾンビ三沢。
 今回の事故の際も、会場からはそれを信じて観客から三沢コールが鳴り響いたそうです。
 でも、彼が立ち上がることはありませんでした。


 本当に残念、そして信じられないというのが正直な今の感想です。
 丁度テレビではプロレスが流れています。奇しくも新日vsノアの試合です。
 三沢さん。今度こそ、ゆっくり休んでください。
 今まで、本当にお疲れ様でした。