コミケスタッフだからというわけではないですが。

あるコミケスタッフの方が結婚式を行いました。
コミケスタッフの結婚式らしく、参列者はオタクの方が多数いらっしゃる様子で、アニメキャラのコスプレをする人や、新郎の好きなゲーム『ラブプラス』のキャラも、新郎の洒落によって招待されていました。
しかし、式のサプライズイベントとしてそのゲームの本体ごと、ラブプラスのゲームカートリッジが破壊された様子。
その事がコミケックマーケットの共同代表の一人であり、雑誌 ヤングキングアワーズの編集長・筆谷芳行氏によって写真付きでツイートされ、多くの人がそれに反応しました。

 うーん。最近話題になったこれ。
 コメントとかでもチラホラみかけますが、何が問題って『ラブプラス』云々って話とか、二股かけてた二次元の元彼女を結婚式場に呼び出して騙し討ちして撲殺とかでもなく。
『創作物を、余興とはいえ破壊して喜んでる様』なわけで。


 けじめの為にとかなんとか言うけど。この手の旦那の趣味を断罪するような、公開処刑みたいな様は見ていていい気がしない。
 またゲーム好きの自分からすれば、どのような形(イベント、芸術云々)にしろ、ゲーム機を破壊し、それを見て笑ってる様は気分が悪い。


 そもそも、こんな結婚式をやってるぐらいだ、嫁が夫の趣味を許諾してないわけがない。
 親族にだって、説明もなくやるわけがない。
 普通に考えれば、こんな結婚式オタクに寛容じゃない・知らない人らが出席してたらどん引き通り越して怒り出すだろ。
 要するに、これ、夫も親族も納得済みのイベントなんだよ。
 このDSとかも、新郎の持ち物じゃなくて、なんか友人が用意したという話ですし。 


 で、これが本当にその結婚式の内輪で終わってるなら、まだマシだった。
 なんだろう、こう、ツィッターで拡散したら注目浴びるとでも思ったのかね、このヤングキングアワーズの編集長さんは?
 あんた、思慮が足りなすぎるでしょ。
 例えばあんたの雑誌がこういった場で焚書されたと話題になったとしたらどーなの?
 しかもこの人が、コミケの共同代表とか笑えないジョークだ。
 コミケの『創作物を尊重し』という理念は何処へいったんですかねぇ〜(´-ω-`)