そんなのに釣られ……

札幌市の民家近くに2、3歳と思われるオスのヒグマが一頭出現し、北海道猟友会のハンターが猟銃で駆除した。この様子がテレビのニュースで流れたことがきっかけで、札幌市役所には100件を超える電話が入り、その大半は「なぜ殺した!」という苦情だった。

 こういう人らは人ごとだから言えるんでしょうな。
 で、あんたらは目の前に熊が出てきても自らを差し出すんですか? 殺したら可哀想だからと?
 しないだろ? 目の前にハンターさんいたら『早く殺して、自分を助けろ!』って言うんでしょ?


( ´ー`)
 麻酔銃で眠らせるってのも、ハッキリ言って人家まで来てしまったら駄目だよね。
 直ぐに眠るかどうかは熊個体に左右されますし、眠るまでの間危険を伴いますし。
 もちろん、搬送中だってそれを放す時だって、誰がその危険を背負うと思ってるんですかね?
 また、一度楽に餌を取れる場所を覚えてしまったら、何度でも餌を求めて人里へと降りてきます。
 残念ながら、触れ合わずに共存することは可能かもしれませんが、一度相まみえてしまったら捕食者である彼らから身を守るためにこうするしかないのが現状。
 ま、罠なり麻酔銃なりで、できるだけ無事に山へ返してあげるのが一番いいのは至極当然なんですけどね。