ジャンルになるということ
カナダのインディーズ製作のゲーム『Canto』。
映像見とわかるとおり、モンハンそのもの。これを"パクリ"と見て一刀に切り伏せるか。クローンとして見るか。
例えば、古くはローグ。
自動生成のダンジョンに潜り、アイテムをひたすら集める。死亡したら最初からやり直し。
そんなシステムのゲームは連綿と今現在も出続けています。
でも風来のシレンや不思議なダンジョンシリーズを『ローグのパクリ』という人は殆どいないでしょう。
『ローグ風システム』という風に言う人はいるかもしれませんが。
例えば、格闘ゲーム。
今でも数多くのゲームが出てますが、レバー操作とボタンの組み合わせでコマンド技を出す。
大小の独特なシステムや2D、3Dの違いはあっても、基本蹴る殴るして相手のHPを0にしたら勝ちなのは同じです。
もはや、モンハンもその域に到達してるんじゃないですかね? 所謂ジャンル化してるというか。
ラグナロクオデッセイしかり、討鬼伝しかり、ゴッドイーターしかり。
そろそろ、これらハンティング・素材生成要素のあるゲームを、全て『モンハンのパクリ』と断罪するのは狭量ではないかなと。
まぁ、このゲームの場合。現時点では本当にモンハンクローンで、パクリとのギリギリ境界かと思いますがね(笑)