核燃料ロケット?
「私たちは火星への旅の最中にいて、多くの人がそのことを信じています。火星到達には、熱核推進がもっとも効果的な形式になるでしょう」
NASA長官で、元宇宙飛行士のチャールズ・ボールデン氏は、今週、アメリカ議会へのスピーチでこう発言した。核を用いた有人火星飛行は、実現の数歩手前まで来ているという。
………いや、それさ。色々と利点があるのはわかったけど……。
落ちてきたらどーなるん? こうこれまでの発射失敗とは桁外れに危険なことになるんでない?
あと、これが実用化されると、各国に宇宙開発の皮を被った、核ロケットの発射実験を容認せざる得ないことになるんでないかと?
もちろん、核ミサイルとこの熱核推進は別物だけど『核を使ったロケット』という部分だけ通れば、通しちゃう国がいるんでないかなぁと。
そんな不安がひしひしと感じるわけで……。
技術の革新は大事だけど、まだまだ核技術は怖いかなぁ。