灰と隣り合わせの何か

ウルティマ」はそれこそ新機軸のかたまりのようなゲームで、そのような作品に先行されたことは「ウィザードリイ」にとって大いに不利だったはずです。
ところが「ウィザードリイ」は当初より熱狂的に迎え入れられ、それは単なる、よくできたゲームに対する反応をはるかに超えたものでした。
その一端を伝えているのが「ソフトライン」という雑誌の1982年3月号で、「ウィザードリイ」への反響を大きく取り上げているほか、共作者のロバート・ウッドヘッドへの取材記事を掲載しています。
ここでは、その記事から抜粋して、当時のアメリカの様子をお伝えできればと思います。

 ウィザードリィは、たぶん自分が始めてやった、本格的にPCを作れるコンピューターゲームだったんじゃないかなぁ?
 伝説の勇者でも、歴戦の傭兵でもない、ただのひとりの冒険者
 それを6人分の設定を自分で考えて、冒険に挑む。まさにTRPGのようなコンピューターゲームの体験でした。
 それからはまぁ『自キャラのキャラメイクできるゲーム』『ハック&スラッシュ』この要素のあるRPGは大好きになりましたね。
 最近はあんまりその手のゲームが少ないのでちょっぴり寂しい。


 もうね、キャラメイクのできるアクションRPGで、ストーリーはありつつ、好き勝手にハック&スラッシュできるとか、諸手を挙げて歓迎しますわ。
 今ならCOOPまであると最高ですね。
 古くだとPSの『B&B』! これのHDリメイクを未だに待ってます!
 割と近めのゲームというと今はDDONとかかな? これが敵から装備品がドロップ(ランダムで性能変化)ってシステムなら割と完璧に近いかも。